新年のご挨拶——2016年の「強化と成長」にむけて

新年あけましておめでとうございます。
2016年の新春を迎え、皆様におかれましては健やかに新年を迎えられたことと、心よりお喜び申し上げます。旧年中は格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございました。
新しい年の始まりに際し、謹んでご挨拶申し上げます。
 
昨年を振り返ってみますと、私達を震撼させる出来事が次々と起こり、撃墜事件の頻発、イスラム国(IS)の台頭、欧州での難民問題等今後の人類の存亡を思わせる事件が相次いで起こっています。本年は何とかこのような事件が終息し、再び世界が平和を取り戻すことを心より祈るばかりです。

日本経済は、8月の中国経済(元の切り下げ)の鈍化の予測およびFRBの金利引き上げ等による新興国からの資金の流出などにより円安、株価も伸び悩みの基調が続いております。このような環境ながら、大手企業の業績は自動車を中心に好業績が見込まれ、国内設備投資もこれから本格的に復活してくる明るい兆しも見えてきています。
 
なお、IT業界では、消費税増税の影響で主要メーカーの出荷が前年対比45%減となりPC市場は低迷していましたが、システム開発の必需品のPCは、ハード・ソフトの両面で、今年、来年と回復していくと予想されます。また消費税増税および軽減税率の適用範囲が拡大され、本年からアプリケーション開発分野での需要が期待されます。
 
当社では、昨年の下半期から、国内支社のディー・アール・スマート株式会社(以下DRSMART)の運営が全面的に開始し、6月には上海支社(数実科技)を設立いたしました。
また、2016年は、当社における、中期5ヶ年計画の第2年目にあたり、今年のスローガンは“組織強化”に決定いたしました。このスローガンには「企画、営業、研究、管理の現況を改善して、企業戦力の強化を目指し目標を達成していく」という想いを込めております。
 
2016年は、会社成長期の初年を迎える年として気持ちを新たに、当社の営業・技術者一体となってお客様への対応に全力を尽くしてまいる所存でございます。

最後になりましたが今年は申年、まさに“飛躍”できるよう全社員一丸となって実りのある一年にしていきたいと思っております。
今年一年が皆様にとりまして、素晴らしい年でありますようご祈念申し上げますとともに、本年も変わらぬご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

2016年1月
ディー・アール・テクノロジー株式会社
代表取締役社長 李 亜東

 

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